第58回(2024年度)
小熊秀雄賞公募要領
第58回「小熊秀雄賞」の全国公募を次の要領で行います。
1.募集対象
2024年1月から12月末日までの間に刊行され、奥付にその期間の日付を発行年月日として持つ詩集
2.応募資格
・日本語によって書かれた詩に限ります。
・他の詩を対象とした公募賞に応募し、受賞した作品は審査対象となりません。
3.締切り期日
2025年1月31日(当日必着)厳守
4.送付部数
応募詩集5部(応募作品はお返ししません)
氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(携帯電話・FAXを含む)、インターネットのメールアドレスを明記した別紙を応募作品に同封してください
5.送付先
〒070-0038北海道旭川市8条通6丁目2480-1
あさひかわ新聞気付
小熊秀雄賞市民実行委員会応募係宛
6.選考委員
アーサー・ビナード(詩人・エッセイスト)
佐川 亜紀(詩人)
堀川 真(絵本作家・名寄市立大学教授)
松井 晶彦(演出家)
7.選考結果の発表
2025年4月中旬予定
各主要新聞にて発表(個々にはお知らせしません)
※最終選考に残った作品は、2025年3月中旬に作品名及び著者名を当ホームページ上で発表します。
8.賞
正賞 「詩人の椅子」1脚 副賞30万円
小熊秀雄賞規定
第一条<制定の目的>
小熊秀雄の業績を顕彰し、併せてすぐれた現代詩の才能に賞を贈り、日本文学の発展に寄与する。
第二条<規定の主体>
この賞は、小熊秀雄賞市民実行委員会が制定し、その運営に当たる。
第三条<賞の対象>
この賞は、毎年過去1年以内(1月から12月まで)の期間に刊行された詩集を対象にする。
第四条<応募の方法>
この賞は、全国公募とし、応募者は1月末までに、第三条に定めた詩集五部を、小熊秀雄賞市民実行委員会事務局宛に送付するものとする。
第五条<選考の方法>
この賞の選考は、選考委員会がこれに当たり、原則として最優秀賞の詩集一点を受賞作に決定する。
第六条<選考委員の委嘱>
選考委員の委嘱は、小熊秀雄賞市民実行委員会が行う。
第七条<受賞者への対応>
受賞作品は、決定後、すみやかに報道機関を通じて公表する。
- 受賞者を旭川市に招待し、授賞式を行って、本賞と副賞を贈る。
- 授賞式は、毎年、春の適切な日時に設定する。
第八条<附則>
この規定は、2008年1月1日より施行する。
選考委員略歴(敬称略)
アーサー・ビナード
1967年、アメリカ合衆国、ミシガン洲生まれ。詩人・俳人、随筆家、翻訳家。
佐川 亜紀(さがわ・あき)
1954年、東京都生まれ。詩人。
堀川 真(ほりかわ・まこと)
1964年、紋別市生まれ。絵本作家。
松井 晶彦(まつい・あきひこ)
1954年、旭川市生まれ。演出家。専門学校舞台芸術学院 評議員。
小熊秀雄賞正賞「詩人の椅子」について
家具のまち、職人のまち・旭川を象徴する賞として、地元に根ざし、全国レベルで活躍している彫刻家・板津邦夫さんがデザインし、旭川を代表する家具メーカーカンディハウスが製作しました。世界に1脚しかない「詩人の椅子」を、小熊秀雄賞の受賞者に贈ります。
板津邦夫(いたづ・くにお)
1931年、札幌市生まれ。東京芸大卒。元道教育大旭川校教授。06年、道立旭川美術館で市民実行委員会による「板津邦夫展-彫刻のある風景」が開催される。